News【BOVA NAVI vol.5】日常の「あるある」をヒット作に変える!グランプリ作に学ぶ「共感×短尺ドラマ」の企画術
2026.10.16
作品完成・提出まで応募者の皆さんをバックアップする連載【BOVA NAVI】。
第5回のテーマは、「日常の共感と商品の魅力を掛け合わせ、観る人の心を引きつける企画術」です!
今回は、第11回BOVA一般公募部門でグランプリを獲得した、ロッテ「クーリッシュ」の課題「『クーリッシュ、チョー飲みたい』そんな気持ちになる動画」への応募作品「Let ‘s ギューリッシュ」の制作裏側をご紹介します。
▲「Let's ギューリッシュ」:村上るり子(BBDO JWEST)、泊香澄(ワンダーランドハウス)第11回BOVA グランプリ受賞
日常の“イラっ”とする瞬間を凝縮したストーリー
本作品は、冷凍庫から出てきた少年が「ストレスフルな皆さーん。怒りのエネルギーで、クーリッシュをギューッと握って、揉んで、飲みやすくしてみませんか?」と呼びかけるシーンから始まります。


「俺検定、合格」とナルシスト風に言い放つ男性、「それってあなたの感想ですよね?」と口答えする子どもなど、思わず「いるいる!」と共感してしまうシーンが次々と登場します。

感情の起伏と「商品の動作」を直結させるアイデア
最大のポイントは、「イラッとした怒りの感情」と「固いクーリッシュをギューッと握って揉む」という商品特有のアクションを結び付けた点です。
クーリッシュは「おいしさ」「持ち運びやすさ」「手軽さ」が広く知られている一方、「冷凍庫から出した直後はまだ固くてすぐに飲めない」という村上さんの実体験が元になっています。
そこで、感情のぶつけ先としてクーリッシュを思い切り握りしめる企画を考案。これがそのまま「揉んで飲みやすくする」という商品ベネフィットの自然な訴求に繋がっています。
企画・制作のヒント
1.身近な「共感(あるある)」を徹底的に拾い集める
日常で感じる怒りや笑い、違和感など、誰もが「わかる!」と思える感情のフックを企画の起点にする。
2. 「感情の動き」と「商品のアクション」を直結させる
視聴者の感情(イライラ、爽快感など)と、商品を使う動作(握る、飲む、開けるなど)を組み合わせることで、説明っぽさをなくした自然な商品訴求に。
3. 短尺シーンを重ねてテンポと没入感をつくる
短い”あるある”ストーリーをスピード感よく段積みで展開することで、最後まで飽きさせないフックをつくる。
日常で感じる「ちょっとした感情の動き」こそ、人を引き付ける最高のアイデアの種です。 身の回りの「あるある」をベ-スに、課題商品と結び付けるアイデアを探してみるのはいかがでしょうか。
課題一覧はこちら! ▶
次回(vol.6)も、企画の壁を突破するヒントをお届けします。どうぞお楽しみに!
皆さまの自由な発想によるご応募を、お待ちしています!
※引用元:AdverTimes.「BOVAグランプリ受賞、ロッテ「クーリッシュ」短尺ドラマ制作の裏側」